県民共済は通常の保険会社の販売する保険商品ではなく、非営利団体の全国の生協連が運営する保険事業。
通常の保険とは違い、掛け金が安くていろんな保障が受けれるものです。
今回は詳しく県民共済の保険について解説していきます。
目次
1、県民共済ってどんな保険なの?
まず、かんぽ生命保険やアフラック生命などの民間の保険では保険金、保険料、配当金というのに対して、県民共済では共済金、掛け金、割戻金と言います。
大まかな特徴は保険会社ではなく、非営利団体が運営している保険で共済保険という分類になります。
そんな共済保険にもこくみん共済、JA共済、コープ共済があり、タイトルにもある県民共済とあります。
保障内容は入院・通院の医療保障や死亡、障害を負ったあとの死亡・障害保障と幅広く設定されています。
年齢ごとに加入できるコースがあり、内容の量に差はありますが医療保障から死亡保障までをカバーできる点では変わりません。
全体的にバランスはとれた保険になっています。
1)保険期間
県民共済の保険期間は0~85歳までです。
細かい区分では
・0~17歳
・18~64歳
・65~85歳
とおおよそ3つの区分になります。
この区分ごとに保障コースがあり、年齢が上がるとそれぞれ上の区分へ自動で移行します。
なので満期は85歳になります。
2)掛け金
基本の掛け金は1,000~4,000円の4つのうちのどれかです。
同じコースで年齢や性別、健康状態が違うからといって保険料に差が出てくるわけではありません。
加えて民間保険と違い、営利、つまりは売上を目的としているわけではないため、掛け金は割安になっているのも特徴です。
毎年の決算で、剰余金が出てしまった場合、割戻金として払い戻しがされることがあります。
★剰余金…剰余金(じょうよきん)商法(会社法)、会計上の用語で、純資産から、資本金、資本準備金を控除した金額
3)加入できる年齢と健康告知
保険期間は85歳までとなっていますが、加入できるのは0~69歳までになっており、70歳以降だと加入することはできません。
保険期間が3つの区分に分かれているため、加入した年齢に合わせて保険のコースが決まってしまうのは注意点でしょう。
健康告知は普通の民間保険と同じで県民共済に加入するにも必要になってきます。
民間保険よりも告知は緩く、いくつか質問を答えるのみで医師の審査などは不必要です。
通常、告知をするときは持病であったり、入院や通院の履歴があるかを細かく記入しなければなりません。
しかし、共済であればその必要がなく、入りやすい条件でしょう。
2、県民共済の保障コースって何がある?
上記で年齢ごとに3つの区分があるのを解説しましたが、実際にはどんな内容なのでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
1)子供向けの保障
0~17歳までは子供向けのコースになります。
病気やケガ、死亡や重度の障害へのカバーなど基本的な保障をしてくれます。
他のコースと違うのは第三者への損害賠償、契約者の両親の死亡保障もついています。
また、保障の手厚さによって掛け金の金額が変わり、子供1型、2型とあります。
18歳からは総合保障へと切り替わり、子供1型は総合保障1型となり、2型も同様です。
2)18歳以上の総合保障型
病気やケガ、入院と通院、死亡・重度障害・後遺障害などバランスのとれたコースです。
総合保障2型と総合保障4型の2つに分けられます。
2型は比較的、安価で4型は2型より金額は上がりますがその分、保障も手厚くなります。
総合保障2型は月々の掛け金が2,000円、病気での入院は4,500円、事故入院は5,000円となります。
注意すべきは年齢が60歳になると死亡保障や障害への保障がコンパクトになるところです。
交通事故死亡の保障が1,000万円から700万円になります。
3)65歳以上の熟年型保障
18歳以上の総合保障同様に基本的な病気やケガ、入院・通院などの保障があります。
また熟年2型と熟年4型がこちらにもあります。
ただ、上記の総合保障でも触れたように年齢が上がると保障は小さくなっていきます。
熟年2型は月々の掛け金が2,000円、事故や病気入院で2,500円などとなっています。
特徴としては事故や入院に対しての保障はありますが、通院への保障はついていません。
他の注目ポイントとしては65歳から80歳にかけて、2段階で保障が少なくなっていきます。
70歳で交通事故死亡200万円が150万円、病気死亡100万円が50万円へ減っていきます。
80歳を超えるとまたそこから減っていきます。
85歳で満期となり、保障が終わりになります。
まとめ
保障内容を調べてみると保障自体は民間保険と変わらない部分が多いです。
しかし、年齢ごとに掛け金が減額になったり、通院保障がつかなくなるなど民間保険とは微妙に違った内容があります。
民間保険よりも金額や保障期間がはっきりしており、わかりやすいのも特徴です。
コースも年齢ごとに分けられ、自動で上の年齢コースへ切り替わるのも便利でしょう。
次回はもっと詳しくメリットとデメリットについてやっていきたいと思います。




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