いろんな生命保険がある中で「保険に入らない」という選択をする人も少なからず、いると思います。
医療保険に入らない、という人が思うのはそのカバーしてもらえる部分のようです。
1、医療保険はどこまでカバーしてくれる?
医療保険では主に入院と手術へのカバーをしてくれます。
入院した日数や1日につきこれだけお金がもらえたり、手術への保障がつきます。
例としては
・入院1日…5000円
・手術…日帰りの手術は2.5万円、入院している時の手術は10万円
病院での診察の医療費は国保で一部負担になるので、医療保険で通院治療時にはカバーがされません。
通院給付金特約がついたものもありますが、結構、ややこしくて「入院前後」「入院した後」と日帰りの通院には適用されません。
ここまでのまとめでは
・医療保険は基本、病気・ケガで入院か手術をしないと保険金が出ない
・通院給付金特約は入院前後などの入院に関係する場合にのみ保険金が出る
になります。
2、治療が1か月以内なら医療保険はいらなくなる?
医療費が高額になると国の保険範囲内であれば、医療費の自己負担に上限が設けられることになります。
年収や年齢にもよりますが例を上げれば、自己負担が8万円ほどになることもあります。
もっと言えば、1か月入院していて、手術もすればその分、1か月の治療費は高くなります。
そこで使えるのが高額療養費制度です。
サラリーマンや公務員だと1か月、仕事を休むと4日目から傷病手当を給料の2/3分、受け取ることができます。
この手当を受け取れるとなると、入院を個室にして差額ベッド代を支払うことがなければ十分に補っていける金額を受け取れます。
この差額ベッド代は1日5000~1万5000円ほど。
ここを個室にするかは病気であったり、入院する人が自由に決めていい部分ですので、一概にどちらがいいとは言えません。
3、病気などの治療が長引くと医療保険は微妙…?
治療が長引いてしまうとその分、お金もかかります。
勿論、上記のように高額療養費制度などもありますが、手当があっても治療が続けばその分またかかります。
特にがん治療をする際には医療保険では補えません。
がんはがんの保険で補いましょう。
特定の病気、がんなどの三大疾病のように大きな病気になると治療も長引きます。
そういった病気には専用の保険がありますので、そちらに加入しておくといいでしょう。
あくまで医療保険は通常の治療にのみ適用されます。
治療費へのリスクを考えるとやはり、ピンポイントで保障してくれる専用の保険です。
また、急性心筋梗塞と脳卒中は入院や手術への費用より、その後の費用がかかります。
主にリハビリや治療、後遺症が残り、働けなくなった時が問題になってきます。
しかし、医療保険にも三大疾病への特約があります。
がんなどになった時にまとまったお金として一時金を受け取ることができます。
主に、がんと診断された場合、急性心筋梗塞で入院したとき、脳卒中で入院したときに受け取ることができます。
一時金の使い道はリハビリや通院、生活費などにすることが可能で、後遺症などで働けなくなった場合の生活費にもできます。
4、コストパフォーマンスについて
とある医療保険で30代の男性が60歳までに保険料を支払い終わる一生涯の保障を見てみましょう。
・入院の給付金…5000円(日)
・手術の給付金…入院期間中10万、日帰り25,000円
・先進医療特約、三大疾病保険料払込み免除特約
・一か月の保険料…3,108円
上記の保険で60歳になるまでずっと払うと932,400円になります。
日数は186日、入院したと計算します。
大体、6か月とちょっとです。
実際、6か月も合計で入院するとは限りません。
高額療養費も使っていくとさほど、医療保険にお金をかけておく必要性は低いでしょう。
勿論、「絶対に必要ではないけど、何かのために入っておきたい」というのであれば別になってきます。
まとめ
ここまでをまとめると
・風邪などの単発の病気やケガに対しては公的な国からの医療制度でまかなえる
・長引いたり、後遺症が残ってしまうような病気だと他の保険のほうが優待遇
・先進医療特約や三大疾病特約目当てで入るめりっとはあまりない
・個室で入院すると差額ベッド費がかかり、ここへの保障はない
保険は入っていれば何かと便利ですが、あれもこれもと多く加入する必要はありません。
医療保険も必ず、必要であるかどうか、最終的に判断するのは入る人次第になります。
しかし、他の生命保険の内容と重複している特約があったりすると、その分お金もかかります。
保険はどうしてもお金がかかるものですから、重複してお金がかかってしまわないように気を付けましょう。






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