前回の記事に引き続き、生命保険へ加入するときに見落としがちなポイントを調べてみました。
今回は主に高齢者や入院時についてをやっていきます。
1、高齢者が新しく生命保険に加入するとき
高齢者に対して強引に生命保険を勧めるというのが問題になっている中、「それでも入っておいたほうがいいのかもしれない」という人も多いはず。
目的を明確にしないまま、言われるがままに入るのは注意が必要です。
例として
死亡保険金額…500万円
保険料…一ヶ月27,695円
保険料払い込み期間…90歳まで
保険料支払合計…6,646,800円
この場合、死亡保険金額300万円で一ヶ月の保険料が27,695円になります。
27,695円を20年間支払うと大体、650万円になります。
保険の金額が500万円なのに対し、支払う総額がそれをオーバーしていることになります。
何があるかわからない中で絶対に加入してはいけないというわけではありません。
全ての保険が上記の通りというわけではありません。
ですので一概に高齢者で入るな、とは言えないのでしっかりと検討しましょう。
2、医療保険の見落としポイント
医療保険は基本的に入院したら給付金が支払われます。
とは言ってもどれだけ入院しても受け取れるわけではないです。
ほとんどが1回の入院の日数が60日、120日と日数が決められています。
基本的に医療保険は入院1日あたり、5,000~10,000円など金額が決められています。
1回の入院で1日あたりの入院給付金がどれくらいの期間支払われるかを表すのが「1入院」や「1回の入院」です。
また、1回ごとの入院の保障ではなく、全ての入院期間を示します。
一つの病気で合計60日までを保障してくれることになるので、60日を超えるとそれ以降は入院の保障は受けれません。
ただし、その後に180日を経過していれば、別入院とみなされて新しく1入院60日の保障対象になります。
例えば、40日間入院し、退院したがその1ヶ月後にまた40日間入院しました。
これでいう1入院は同じ病気で入院で1回目と2回目の合計が180日を過ぎていないので、40日+40日を入院していても、保障の対象になるのは60日間のみになります。
保険会社によって1回の入院するカウントは変わってきますが大体はこれでOkです。
3、医療保険の手術給付金
ほとんどのの医療保険には手術保険がついています。
全ての病気が対象になるわけではありませんが、手術の際に給付金を受けれるのには
・約款に記載されている88項目
・健康保険連動型
約款に記載されている88項目型に当てはまるのは
「乳房の手術」「筋骨の手術」「呼吸器・胸部の手術」などが上げられます。
健康保険連動型に当てはまるのは
「子宮頚管ポリープ」「ものもらい」「中耳炎」「痔」などです。
逆に給付金の対象にならないのは
・皮膚を切開して膿を取り出す治療法
・持続的胸腔ドレナージ
・虫歯や親知らずなどの抜歯
・経皮的エタノール注入療法
・悪性新生物根治放射線照射
などになります。
■貯蓄型医療保険の落とし穴はあるのか
掛け捨てよりも貯蓄型が良いと思い、加入する人も多いでしょう。
医療保険は病気や怪我で入院や手術をしたときに金銭的に困らないようにするためのものです。
貯蓄型だと入院で給付金を貰うと、健康祝い金が受け取れなかったり、貯蓄分が減ったりします。
掛け捨ての医療保険でなるべく保険料を抑えて、他の保険で貯蓄するのが良いこともあります。
■持病で入れる医療保険
持病があっても医療保険に入れるものもあります。
一定の持病があっても入れますが、通常よりも保険料が高くなってしまいます。
「持病で入っても大丈夫な代わりにちょっとお金がかかるよ」という感じです。
それは引受緩和型の保険です。
仮に50歳の男性が通常の医療保険と引受緩和型に入るとして
通常の医療保険では月の保険料が3,505円なのに対し、引受緩和型は4,608円と似たような保障内容のものでも結構な差があります。
持病だから入れる前にどれくらい金額になるのかを確認しておきましょう。
■子供の医療補助制度
乳幼児や義務教育就学児の医療費助成は全国でも充実しているので、無理に子供の為に医療保険へ加入する必要性は低いです。
住んでいる地域の自治体によって、受けれる年齢や自己負担金額も変わってきます。
各自治体に問い合わせてみるといいでしょう。
例として、岩手県の子供医療費助成制度を見てみましょう。
▼助成対象
・通院は生まれてから6歳になる日以後の最初の3月31日の間にある
・入院は生まれてから12歳になる日以降の最初の3月31日の間にある
※助成対象者を監護している人の所得が一定以上の金額であると助成を受けることができません。
★監護…一般的に対象者・子供の生活の面倒を見ていると認められる人を指す
子供向けの医療保険も勿論、ありますが上記の自治体によって病院にかかった時の補助をしてくれるので、加入する重要度は低めかもしれません。
金銭的に余裕がある場合だったり、どうしてもという時に加入するなどここは自由に選択していいでしょう。
まとめ
ここまで調べてみるとちょっとしたところで保険の見落としがちな点がありました。
特に入院への保障が一回ごとではなく、期間ごとというのは個人的に驚いた部分でした。
やはり、改めて調べてみないと保険の仕組みはわかりません。
CMや広告を見ると「入らなきゃいけない」と思いますし、保険会社の人にそれらしく言われるとついつい入ってしまうなんてこともあるでしょう。
ライフスタイルに合わせて選ぶのも知識がないと中々、難しいです。
保険会社から説明を受けている時も疑問に思った部分は、どんどん聞くのがいいと思います。
一人でわからない時は家族にも相談してみるのもいいでしょう。




この記事へのコメントはありません。